私が地域子育て支援拠点施設で働くことになったきっかけは、近所の子育て支援センターで働いていた一人の保育士さんとの出会いでした。
産後すぐ、私は想像以上に大変な子育てにより心身ともに疲弊してしまいました。
よく泣く、あまり寝ない、あまり食べない、あまり飲まない、人見知りや場所見知り、後追いがひどい、すぐに癇癪を起こす我が子の様子を見て、
発育や発達に何か問題があるのか?
育て方は間違っていないのか?
など、毎日毎日子どもが順調に育っているのか気になって気になって仕方がありませんでした。
病院や市の検診で異常なしと言われる度に「本当に大丈夫なの?」と疑っていたし、実家も遠く、夫も仕事中心の生活で、地域に馴染めず、知り合いやママ友も作ることが出来なくて孤独だったことなど、様々な原因が重なり、どんどん心の余裕が無くなっていきました。
そんな不安定な子育てをしていた最中、久しぶりに行った近所の子育て支援センターでひとりの保育士さんとの出会いが訪れました。
地域子育て支援拠点施設に良い思い出がなかった私は、この日も誰とも話さずに、こっそり遊んで帰ろうと思っていました。
しかし、いつも通りドアを開けて室内に入ると、中から今まで聞いたことがない程の元気な挨拶が聞こえてきました。
「こんにちは!ようこそいらっしゃいました!」
ある保育士さんが明るく私たち親子を出迎えてくれたのです。
「お外にワンワンいるよ〜!」
「お子さん興味津々に見ていますね!ワンちゃん好きなのかな??かわいいね!」
と、笑顔で優しく、子どもに話しかけてくれる保育士さん。
私たち親子に、こんなふうに気軽に話しかけてくれた保育士さんが初めてで、感動で泣きそうになりました。
その後も私たち親子にたくさん話しかけてくれて、気が付いたらあっという間に帰宅時間になっていたほど、親子でリラックスして過ごすことが出来ました。
帰りも子どもの名前を呼び、「バイバイ!また遊びにきてね!」と挨拶してくれたことが、本当に嬉しかったことを今でもよく覚えています。
その出会いがきっかけで、私は「自分もあの保育士さんのようになりたい。地域子育て支援拠点施設で働きたい!」と思うようになりました。
それから、子育てに関連した書籍や雑誌を読み漁り、子どもの「育ち」について必死に勉強し、保有していた保育士と認定心理士の資格を活かして、地域の保育園や地域子育て支援拠点施設で働き始めることになりました。
きっとあの時、子育てや地域での人間関係に苦労せず順調に子育てをしていたら、きっと保育士さんとの出会いもなく、自分自身が地域子育て支援拠点施設で働くこともなかったと思います。
今となっては、あの時に経験した苦しさは、自分の人生に必要なことだったのだなと感じています。
人生って、本当に何が起こるのか分かりませんねΣ(◉⬜︎◉)
次回は、【実際に地域子育て支援拠点施設で働いて感じたこと】について書きたいと思います!
最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!


