赤ちゃんが産まれて少し落ち着いてきた頃に待ち構えているもの。
それは、離乳食。
離乳食とは、初期、中期、後期、完了期と、赤ちゃんの成長に合わせて四段階で進み、大人と同じように食事から栄養を取ることができるようにするための食事の練習期間です。
離乳食では、
・最初は食材をすりつぶして滑らかにし、徐々に舌や歯茎で潰せるくらいの硬さに移行する
・10倍粥や8倍粥のように、進み具合に合わせて水分の量を調節したお粥を作る
・タンパク質も最初は大豆製品や魚から初めて、徐々に食材の種類や量を増やしていく
など、赤ちゃんの胃腸や消化能力に合わせて、食材の選び方や調理方法に気を配る必要があります。
また、その他にも、離乳食の進め方や栄養バランス、メニュー、手づかみ食べ、食器を使って食べる練習、偏食や遊び食べの悩み、食物アレルギー、ミルクや母乳とのバランスなど、離乳食は常に色々な悩みと隣り合わせで進められていきます。
振り返ると、離乳食は本当に大変な時期でした(^ ^;)
何がそんなに大変に感じたかというと、初期〜中期にかけての食材の調理の手間が本当に苦痛で仕方がありませんでした。
本やネットには、「丁寧に裏ごし」や「舌や歯茎で潰せる固さ」「30g」などと書かれており、読み進める度に「面倒だな。無理かも・・・。」と何度か諦めそうになりました。
それでも何とかその通りに、丁寧に食材を裏ごし、お粥を炊き、程よい固さに野菜を茹で、子どもが寝ている隙に時間をかけて離乳食を準備しました。
しかし、子どもはかなり偏食なタイプで、本のレシピ通りに離乳食を作っても全然食べない事が多く、柔らかいご飯と納豆のみを好んで食べる日々…。
せっかく丁寧に作っても食べない。
スプーンを口元に近づけても思いっきり拒否。
「寝る間も惜しんで一生懸命作ったのに!」
徐々に私のメンタルは削られ、一気に離乳食作りに嫌気が差してしまいました(^ ^;)
当時は、このままご飯と納豆だけしか食べられないと栄養不足で病気になってしまうのでは?と心配し、市の検診で栄養士さんに相談をしました。
すると、
「味付けを子どもの好きな味に変えるとよく食べるわよ」
と、栄養士さんがいくつかのレシピを教えてくれました。
実際にその中の「ひじきの煮物」を実際に作ってみると、びっくりするほどよく食べたことをよく覚えています。
ちょっとだけ甘めのひじきの煮物でした。
その時、もしかしたら味が薄くて美味しく思わなかったから食べなかったのか?と、「ポテトサラダ」や「鶏そぼろ丼」などの他のレシピも試しに作ってみると、ばくばく食べる。それからどんどん食べられるものが増えていきました。
離乳食や幼児食は出汁を効かせたうす味が基本ですが、あまりにも薄味すぎると我が子は食が進まないことが分かり、それ以降は適度に調味料を使用し、味をつけて調理をするようになりました。
もしかしたら、初期の離乳食も味が薄く、食材の苦味が際立ってしまい、食が進まなかったのかもしれないと、その時に気がついたのでした。
のちにフリージングなども取り入れましたが、冷凍をすると全く食べないという事態に陥り、毎日朝に一日分の離乳食を作って冷蔵しておく方法に落ち着きました。
最近では、地域の離乳食講座やSNSでの情報の発信・共有によって、手軽に有益な情報を得ることができ、様々な便利な時短グッズによって、より時短かつ手間を減らしながら離乳食を進めることができるような時代だと感じています。
それと同時に、簡単に情報が得られる時代だからこそ、離乳食作りや進み具合について簡単に他人と比較できてしまう環境でもあり、うまくいかない時に比較して落ち込んでしまうことが多い世の中でもあると思います。
食物アレルギーに関しても、様々な情報の中から本当に自分に必要な情報を取捨選択する必要があり、何が本当に正しいのか迷ってしまうこともあると思います。
私も、離乳食は子どもにとって進み具合が異なるものと分かっていても、たくさん他人と比較して、落ち込んで、イライラしてしまったこともありました。
そして、子どもには食物アレルギーはありませんでしたが、生の乳製品など体に合わない食べ物はいくつかあり、何件もの病院へ行ってアレルギー検査をしたこともありました。(後に乳糖不耐症と診断されました)
今となっては、好き嫌いはあれど何でも食べる子どもに育ちましたが、もっと子どもをしっかり観察して、無理なく進められたら、自分にとっても子どもにとっても良かったかもしれないと反省しています。
そんな現在では、毎日のお弁当作りに戦慄しています(^ ^;)
なるべくおかずが被らないようにしているのですが、どうしてもマンネリ化してしまうのが悩みです(^ ^;)
離乳食はとっくの昔に終わりましたが、いくつになっても食事の悩みは尽きないですね笑
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。


